今日は、何処其処に行って
何々を買って
あーだのこうだの
ホントにyumeは良く喋るのよ。。
うれしそうに話す、おばあちゃん
どうやら、夢にお邪魔しているyume
おばあちゃんの夢の中では、年相応に弾けているようだ・・・
3年ほど前、家で転び左大腿骨を骨折して入院したおばあちゃん
目も、白内障と緑内障を患い
歩けない、見えない、寝てるだけ。。
そして、去年の年明けに肺炎にかかり1週間の入院生活
やっと退院と喜びも束の間、病院の玄関で転び、恥骨骨折。。
再び入院をと薦めたが、さすがに嫌がり
骨折した箇所も家で安静にすれば良いとの事で自宅療養・・・
話好きではあるが、人見知り
自宅では、私の姉である娘と二人暮らし
姉は日中働きに出ているので、夜帰ってくるまで
一人、ベッドでラジオを聴く日々・・
リハビリに行こうよ
訪問看護の人に見てもらおうよ・・
と提案するが、却下される
何度かリハビリに行ったものの機械が合わず、懲りたらしい
骨折も完治せず、目も見えないから気持ちは解るけど
でも、体を動かそうよ
このままだと、筋力がドンドン落ちて行くぞ!
と、脅しをかけるが・・
結局、静まり返った部屋で繰り返しの日々を送っていた
今から2週間ほど前のこと
仕事中に携帯が鳴った・・
なのね
あんたの小学校からの同級生の○○君のお父さんが亡くなられたよ
明日の夕方にお通夜がある
連絡してあげて!
おばあちゃんからだった
わかった、ありがとう
今は、葬儀の準備で忙しいだろうから
頃合いを見て連絡して見るよ
と、返事をする
翌日の朝・・
葬儀を行う教会に確認したら、身内で葬儀を済ませるので
顔は出さなくて良い、頃合いを見て連絡してあげなさい
と、電話が入る
そして昼頃・・
あんたの友達のお父さんが亡くなられ・・・
今日の・・・
夕方にお通夜がある
行ってあげなさい。。
え?
身内で行うからって、朝連絡くれたけど変ったの?
あ・・・
あ〜ぁ
そうだった。。
もう、良い。。
忘れなさい・・・
・・・・電話が切れる
言葉が、途切れ途切れで
ろれつが回らない感じがした
話の内容も、朝のとは違う・・・
寝ぼけてもいるのか?
運動不足もあるか?
不安を感じつつも気持ちを飲み込んだ・・
お疲れさま
母が少し惚けてきました。
一週間位前から言葉が出なくなり、だいぶ弱った気がします。
姉から携帯にメールが入る
おばあちゃんと電話で話した日は、ちょうど一週間前のこと
ああ、何?
なんで居るのよ?<今日は会社のはず
えっと・・誰だっけ?<yumeの事
元気?
かわいそうに・・(yumeは言いたいことも言えない)
何やってるの?
・・・ああ・・
えっと・・誰だっけ<ママの事
大変だよね、かわいそうに・・(yumeの事でママも大変だろうから)
・・ああ・・見えない
・・痛い(骨折の後)
言葉が選べなくなっている
会話を求めるも、会話にならない、通じない・・
先週あたりから、一人でポツンとベッドの上に座り込んで
何か、ぽつりぽつり言うのだけど
問いかけても応えにならないのよ
この数日、水分も食事も受け付けないし・・
姉が数日間の様子を教えてくれる
しばらく様子を見ることにしたが、日増しに症状が悪化しはじめた
いつも診てもらう医師に様子を話したところ、駆けつけてきてくれた
まずいな、脱水症状が出てるよ
市立病院で検査を受けよう!救急車を手配するから・・
MRI検査の結果、右脳に3センチほどの腫瘍が、左脳まで圧迫し始めていた。。
言葉を奪い、人格も奪い始めていた。。
緊急に手術が必要だと言うことだったが、市立病院には脳外科手術機材がなく。。
近くの脳外科へ搬送された・・
腫瘍が取れれば、少なくとも言葉は戻る、会話も戻る・・
期待のある転院だった
が・・
脳外科で、再検査を行ったところ、内臓からの転移の可能性が高く
元から治療を行わないと意味がない。。と
とにかく、圧迫している腫瘍の腫れを抑え
その間に最善な対処策を考える・・
担当医の言葉を信じて入院させた
何ここ?
どこにいるの?
どうなっているの?
いつもの部屋と違う場所に戸惑うおばあちゃん。。
自分の状況を把握出来ず、ただただ不安がる
大丈夫!
ここは病院、言葉を取り戻そうね
会話が出来るようになろうね
嫌!
ここは違う!・・
必死に抵抗しようとする、おばあちゃん
ゴメンね、今はこうするしかないんだ!
頑張って、治そう!!
後ろ髪を引かれるように、看護士さんに後を任せて・・
翌日、姉がその後の様子を医師に窺うこととなり
おばあちゃんの様子を見に行く
夜中に暴れたらしい・・
点滴を外したのか、シーツを汚していた
ベッドにベルトで固定されたおばあちゃんの姿があったという。。
腰の不快感(血液検査では問題なしだが)で、寝つけない
骨折の後が痛くて、寝つけない
トイレに近くて、寝つけない
そんな状態が、入院先でも続いていると思うと・・
そんな苦しい思いをしている姿が、脳裏から離れない。。
だからといって、家で治すことは出来ない。。
85歳まで生きて来た今、安らぎと人生の満足感を
おばあちゃんにあげたい!!
ホントにおしゃべりなのよぉ
うるさいほど!!
でも可愛い声で、話しかけてくるの!
yumeが夢に出て話してくれると、うれしそうに語ったおばあちゃん
また、その笑顔を見たい!
yume!
今こそ、おばあちゃんの夢に登場して、励ましてくれ!
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